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【ラン活②】ランドセル試着のポイント | 身体に合うフィッティング

保育園・幼稚園 │ 入園・行事

こんにちは、三兄妹を育てる普通の主婦、てんです。

ランドセル選び、その②。

前回(【ラン活①】ランドセルの機能・種類について整理する)では、「ランドセルの機能・種類」について簡単に解説しました。

ランドセルの機能・種類

素材、背カン、背あて、ベルト、学習院、大マチ、強度、タブレット、前ポケット、ナスカン等、時間割ポケット、etc

「ランドセルの特徴は分かった!じゃあうちの子は〇色が良いって言っているから、~なら条件満たしているし大丈夫でしょ。」

と思い、いざ店舗へ試着に。

しかし、いざ背負ってみると、ん?なんか背中浮いてない?これ本当に合っているの?

ていうか、そもそも試着ってどうやってすればいいの?どこのポイントを見ればいい?

調べてみると、試着するときに気を付けるポイントがあることがわかりました。

結論から書くと、

  1. 試着するときは重り(約2㎏)を入れる
  2. ベルト穴は統一
  3. 子供の希望色とは違う色で試す
  4. セイバン「天使の羽」ハシモト製「フィットちゃん」の両方を試着する
  5. 背負う→二周くらい軽く歩かせる→ストップさせて正面・側面からの写真を撮る
  6. 肩から浮いていないか、背中に当たっているか、腰に乗っかっていないか
  7. 肩関節の押すと痛い骨に当たっていないか

…いや、ポイント多いな!子供が好きって言ったやつなら何でも良くない?

と思った方。それもありですよね。

私の場合、子供の気に入った物かつ楽に背負える物なら更に良いなぁと思ったので、出来る範囲で試してみました。

横浜にあるランドセル専門店『おりじなるぼっくす』さんで上記コツを教えて頂きました。

数年後の下の子のラン活の時に忘れないようメモ代わりにここにまとめたいと思います。フィッティングのポイントについて分かりやすく解説されているリンクも合わせて紹介します。

また、そのポイントを踏まえて実際に我が子に試着してもらいました。写真で紹介します。

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ランドセル試着のポイント

重り(約2kg)を入れて背負う

空のランドセルを背負っただけだとデザインが似合うかはわかるけど、フィットしてるかどうかは判別しにくい。そもそも軽くて体から浮いてしまう。

ランドセル売り場には一年生の教科書分の重り(約2kg)が用意されていることが多いので、ランドセルの中に入れてから背負わせます。

専用の重りの用意が無い店舗の場合、売り場に置いてあるパンフレットの束を入れて試す提案をされたことも。店員さんに一言相談すると◎。

ベルト穴の位置は統一する

店舗に置いてあるランドセルは、ベルト穴が2つ目のもの、3つ目のものなどバラバラ。またベルトが穴に通っていないものもあります。

ベルトの穴の位置が違うと、他のランドセルとの比較ができません。穴の位置は統一して試着します。

基本は2番目。背の高い子(120cm前後)は3番目もあり。

また、1番目の穴は極力使わない方が良いようです。

↓参考サイト

といいつつ、あるお店に試着へ行った際、スタッフの方が「この子は1番目でないとダメです」と言ってきたことも…その場合は1番目と2番目両方試させてもらい、写真に撮って後から比較します。

子供の希望色とは違う色で試す

身体にフィットしているかどうかだけを調べたい場合、同型ランドセルの子供の希望色とは違う色で試着させます。

理由は、子供は色やデザインが気に入っているとそれが欲しいから、多少痛くても「痛くない!」と言うから。笑

実際息子にいくつか試させた時、体に合っていない黒色は「これ好き!」と言い、体に合っているピンクは「うん、大丈夫~」という反応。わかりやすすぎるぞ、少年。w

後述する「天使の羽とフィットちゃんを試す」時、ジェンダーカラーとは反対の色で試すとより分かりやすいです。

セイバン「天使の羽」とハシモト製「フィットちゃん」の両方を試す

前回の機能編で、【背カン・ベルト・背あて】がフィッティングで重要になると紹介しました。

この系統が大きく異なっているのが、天使の羽とフィットちゃん。

天使の羽
  • 背カン→左右連動型
  • ベルト→立体裁断
フィットちゃん(ハシモト製)
  • 背カン→左右非連動型
  • ベルト→ゆるやかカーブ
全然違う…!

どちらも、子供の身体への負担を軽減させるために考えられて作られています。アプローチの仕方が異なるだけ。

考え方の違いがわかりやすく書かれているサイトがこちら。

ここで言うホールド型が天使の羽、おんぶ型がフィットちゃん。

この2つを試すと、子供がどういうタイプの物が身体に合うかわかりやすいです。

歩かせる、肩・背中・腰、肩関節をチェック

ここからは身体に合っているかを見分けていくコツについて。

素人の私が一から説明するより、百倍わかりやすいページがあるのでリンクを貼っておきます。

↓↓↓

軽く2周ほど歩かせてからストップ。

正面からと側面から子供の身体を見て、浮いているところや負荷がかかっているところが無いかチェックします。

ランドセルフィッティングを試してみた

実際に息子が試した結果がこちら。

左:合っている、右:合わない

(先入観を与えない為、どちらが天使の羽・フィットちゃんかはあえて書かないでおきます。左は少し前屈ぎみな写真でごめんなさい!)

左は肩、ベルト、背中に隙間がなく、身体にフィットしています。

右は素人が見てもわかるくらい肩の後ろに隙間があります(右赤矢印)。肩ベルトも浮いていました(緑矢印)。腰にもランドセルが刺さっています。

その状態で身体を横に振ると(イヤイヤと駄々をこねる感じ)、フィットしている左は問題無いのに対し、右は肩ベルトがズリ落ちました。

私

身体に合っている・合っていないって、こういうことか!

商品名ではなくA、Bで表現しますが、

『Aは合うけどBタイプは合わなかった。』

→Aタイプに似たベルト・背あてのランドセルから選ぶ。

ということになります。

A・B両方とも全く問題無かったのなら、割と広い範囲で選べますね。

友達のおすすめが良いとは限らない

「〇〇さんが〜のランドセルは良いって言ってた!」というのは、フィッティングの観点では全く参考にならないということがわかりました。だって身長も体格も違うもんね。

そのアドバイスは品質や機能面で参考にしつつ、フィッティングにおいては我が子の「身体」に合うかという視点で見ます。

身体に合うランドセルなら軽い

ランドセル試着のポイントをおさらいします。

  1. 試着するときは重り(約2㎏)を入れる
  2. ベルト穴は二番目
  3. 子供の希望色とは違う色で試す
  4. セイバン「天使の羽」ハシモト製「フィットちゃん」の両方を試着する
  5. 背負う→二周くらい軽く歩かせる→ストップさせて正面・側面からの写真を撮る
  6. 肩から浮いていないか、背中に当たっているか、腰に乗っかっていないか
  7. 肩関節の押すと痛い骨に当たっていないか

ばっちり判断するのは、素人には正直難しいです(私も無理!)

重りを入れる・ベルト穴を揃える(目安は2)、この2つは試しやすいです。

フィッティングを知る前は、ランドセル本体の重さが出来るだけ軽いものを選ぼうと考えていました。

しかし、実際に背負ってみた結果、身体に合っていない物はいくら軽くても背負いにくくしんどいことが判明。

逆に、身体にフィットしていればクラリーノでなく牛革を選んでも200gの重さの違いは誤差の範囲になるんじゃないかと思えました。実際に牛革でもフィットした物は『これ軽い!』と言っていました。一番の理想は身体にフィット&軽量なんだけどね。

前回までは軽さ重視だった私も、フィッティングをした後は下記の優先順位に変わりました。

  1. 身体に合ったランドセル(背カン、ベルト、背あて)
  2. 必要な機能(大容量、フック、ラウンドポケット、持ち手等)
  3. 本人の好きな色・デザイン
  4. 軽さ
  5. 値段

以上、『軽いだけじゃなく、フィッティングも結構大事なのね』という話でした。

ここで紹介したおりじなるぼっくすさん、You Tubeで動画でもわかりやすく説明されてます。ぜひ一度チェックしてみてください。

ランドセル選びで迷宮入りする前に見たい1本

この動画、資料請求始める前にぜひ出会いたかった…泣

村瀬鞄行のボルカ

ちなみに、我が家が購入したランドセルは、村瀬鞄行ボルカです。

背中と肩のクッションがとってもふっくらで、優しく吸い付くような背負い心地…!

1,090gの超軽量クラリーノと背負い比べても、1,320gのボルカの方が軽く感じる不思議。

1,090gの方は軽量化の為にクッションが薄いから、背負うと板みたいで痛かった…。

ボルカはクッションのおかげで体への負担が少なくなる設計になっているのかと思います。

お近くに店舗がある方は、ぜひ一度試してみてください。レンタルサービスも行っています。

(3・6・9月の楽天スーパーsaleで購入するとポイントがかなり付いてさらにお得!)
今話題のツバメランドセル18,980円…!
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