お盆といえば、親戚が集まってご先祖さまへ感謝する大事な時期ですよね。
我が家は今年の初めに義祖母が亡くなったため、初盆にあたります。
初盆は、お葬式や四十九日と同じように重要な法事のひとつ。基本的には参加するのがマナーです。
ですが、夫の仕事がどうしても休めず。2歳の息子もまだ病み上がりなのと、私も妊娠8か月後半。
帰省ラッシュで大混雑の中、無理して何かあっては大変ということで、今回は泣く泣く欠席することに。
あれ?初盆を欠席する場合、どうしたらいいの…?
疑問に思ったので、色々調べてみました。
- 欠席の連絡は?
- 香典の包み方
- 添える手紙の内容
- お供え物は?
調べた結果と、我が家はこうしたよーというのを紹介します。
初盆を欠席する旨の連絡は電話で
今回は施主(初盆の主催者)が「夫の両親」だった為、取り急ぎ電話で今回は参列できない旨を伝えました。
前々から『今回はもしかしたら出席するのは難しいかも…』と伝えてはあったので、特に問題なく了承してもらえました。
もし施主が他の親戚(例えば叔父さんとか)だった場合は、直接電話できる関係性なら電話で良いでしょう。
そうでなければ両親経由で欠席の旨を伝えてもらうか、手紙やメールで連絡しましょう。
とにかく、行けないことが分かった時点で早めに連絡しましょう。先方も食事の手配等の都合上、早めに人数を確定させたいところですので、協力しましょうね。
香典の金額・包み方
香典袋は不祝儀袋・結び切りで
次に、香典を用意します。
今回は「義祖母」の初盆なので、我々は「孫」にあたる関係。金額は1万円を包みました。
使用したのは不祝儀袋で、水引は結びきり。短冊の上部には御供物料と書きました。
短冊の下の部分には、夫の名前をフルネームで書きました。
香典袋の中包みが無い場合は、A4コピー用紙でも代用可能。
100均で香典袋を買うと、短冊が無かったり、中包み(お金を入れる白い封筒)が入ってなかったりする場合があります。
調べたところ、中包みが不要な地域もあるためだとか。まずは確認してみましょう。
「現金をポロっとそのまま入れるのにはやっぱり抵抗がある…でも白い封筒なんて無いし…。」という方へ。なんとA4のコピー用紙で、中包みの代用が出来ちゃうんです。
参考にしたのはこちらのサイト。私もこれで代用して作りました。
「いやいや、うちのコピー用紙だとちょっと品質がイマイチだわ…」という方は、中包みの封筒を別で購入されるのが良いかもしれませんね。結婚式の祝儀袋の中包みとしても使えますし。
添え状(手紙)の文例は?
そのまま香典だけポンッと送ると相手もびっくりしてしまいますので、何かしら添え状を付けた方が好ましいですよね。
施主が「義両親」の場合の文例を掲載しておきますので、よかったら参考にしてください。
拝啓 皆様お元気にお過ごしでしょうか。
さて、亡きお祖母さんの初盆ですがお伺いすることが出来ないため、気持ちだけお送りさせていただきます。お供えくださいませ。
まだまだ暑い日が続きそうです。どうか皆様ご自愛ください。またお会いできる日を楽しみにしています。 敬具
これを、小さめのささやかな便箋に書いて、香典と一緒に添えました。
現金書留で送付しよう
郵便局に香典と添え状を持って行き、窓口で「現金書留でお願いします」と言いましょう。
現金書留専用の封筒を販売してくれます。
あとは、
- 封筒に、お届け先(相手)・ご依頼主(自分)を記入
- 中に香典と添え状を入れて、封をする(封の仕方は封筒に書いてあります)
- 再度窓口で切手を購入し、発送
これでOK!お疲れ様でしたー。
お供え物の手配
香典を送る代わりに、お供え物としてお菓子やビール、お花等を送るのも喜ばれます。
施主さんや亡くなられた方の好きだった物や関係性なども考えて、周りに相談しながら決めましょう。
相手を想う心を形に
以上、我が家の初盆を欠席した時のキロクでした。
初めてのことで戸惑いましたが、一つ一つきっちり行うことで特に問題なく手配出来ました。
おばあちゃん、これからも私たちの事を見守ってください。