第二子みーこの出産レポ<第3話:陣痛から誕生まで>をキロクしたいと思いますー。
陣痛MAXから誕生まで
16:00 陣痛レベル4。どうする立ち会い!
夕方4時、陣痛の痛みが強くなってきて、波が来ると「あ゛ぁーーー痛い゛ー」と声が出るようになる。
一人でいるのが心細くなってきたので、夫に電話。しかしなかなか電話に出ない。ようやく出たと思ったら、完全に寝ぼけた声。「え、寝てたん?」と聞いたら、『いや寝かせてよ…』と。どうやらてんちゃんの昼寝の寝かしつけにだいぶ手こずり、一緒に寝てた模様。
でも『寝かせてよ』て。いやいや、こちとら一人で痛みに耐えながら命生み出そうと体張って頑張ってるんですけど!
心細いから頑張れって応援して欲しいとお願いしても、『(寝ぼけた声で)がんばれぇ~』だけ…。
おおおおおーーい!!!そんな応援じゃ、出るもんも出てこんわ!!!それがお前の応援か!!
(寝ぼけてるとはいえ)心のこもって無さにだんだんイライラしてきて、戦力外だと判断し電話を切る。
しかし、16:30すぎたころから、痛みもドンドン強くなり、何かにしがみつきたい感じが出てくる。夫に来てほしいが、そうするとてんちゃんも着いてくる…てんちゃんにはこの姿はあまり見せたくない(2歳の彼がこの母の姿を見たらトラウマになりそう)から、出来るだけ出産ギリギリに来てほしい…。
ていうか、だったら朝からてんちゃんを保育園に預けておけば、こんな悩んだり一人で耐える必要なかったじゃん…何のための保育園よ…と、朝の夫の<保育園休ませ判断>をここで後悔する。(夫には直接言いにくいからブログでカミングアウト)
17:00 Dr.による子宮グリグリからの急変
そうこうしている間に、夕方5時。ドクターによるチェック。陣痛の間隔は1分で痛みレベルも4~4.5(5がMAX)。しかし、子宮口はまだ5~6cm。
先生曰く、出てくるのは今日の夜かなーと。ちょっと触りますよーと言いながら、なんか子宮の入り口をグリョグリョされた。突然すぎる刺激にびっくりし、「えっ!ちょっ、ちょっ!」となる。今思えばもしかしてこれが噂の「子宮グリグリ」だったのかもしれない。思ってた感じとはちょっと違った。
ここで日勤帯の助産師さんから夜勤帯の助産師さんへ交代。夜勤帯は人数が少ないし仕事も忙しいから、なかなか傍には居てもらえない。この痛みを一人で耐えて一人で産むのか、夫に来てもらうのが良いのか(でもてんちゃんも居る)、新幹線で急いでこちらに向かってきている母を待つのか、立ち会いをどうするかが決まらないから、なかなか産む決心がつかない。やっぱり迷いがあるとなかなか頑張れないよね。
夜勤帯の助産師さんに、「立ち会い希望なんですけど、~~(↑の状況)でして、どのタイミングで夫を呼べばいいかがわからなくて…」と相談してみる。話をしながらも陣痛は容赦なくくるから、会話も途切れ途切れの息絶え絶え。頭は冷静だしパニックとか大声とかは全く無かったけど、とにかく心細かった。さっきの夫の応援も結構悲しかったし。
助産師さん曰く、『子宮口5cmだから、すぐ(1時間とか)には生まれないと思うけど、いつ家を出てもいいように準備だけしておいてもらった方が良いかも。夕ご飯だけ食べて、来ておいてもらったらどうかな』と。よし、そうしよう。しかしそれを私から夫に説明出来る余裕が無かったので、助産師さんに携帯を渡して電話で説明してもらった。
母もあと2時間ほどで病院に来れるみたいだから、あと2時間は一人で頑張れば良いか、そうか、がんばる。
破水
痛みはあるけど子宮口の開きが遅い(5cm)。その時、最近出産したママ友が、「なかなか赤子が降りてこないから、体勢を横向きにしたら、なんかグルっと赤ちゃんがはまって、そこからスポーンと生まれてきたよ」と言っていたのを思い出し、私も右向きの体勢に体位変換。すると、
ガコッ
ん!?!?
そして
ビシャーーーーーーー!!
「な、なんか出ちゃいました!!」と助産師さんに伝えると、『うん、破水しましたねー。もっかい内診してみましょうね。』と言われる。そして、痛みがガンガン強くなる。痛みレベル5でMAX!お尻も痛いし、まさしくうんち出そうな感じ!!
子宮口全開→会陰切開、そして…
もう一度上を向き内診してもらうと、『あ、すごい。ちょっと色々準備始めますねー。』と言われ、PHSで連絡を取り出す助産師さん。『旦那さんもすぐに来てもらいましょうねー。』え?え!?
助産師さんが1人から3人に増えた。助産師さんに、「あの、あとどれくらいで生まれますかね…?」と聞いてみたら、『もう全開だからすぐ生まれますよー。』と。えぇぇえ!?!?!?あまりの展開の速さに、当の本人が全然着いていけてなかった。笑 どうやらさっきのガコっで頭がはまり、お産が一気に進んだようです。
さっきのドクターも登場し、『はいちょっと切りますよー』と言われ、ハサミでジョキンと会陰切開。一人目の時は切開なし(でも結構内側が裂けた)だったので、初めての体験。ジョキンという音と感覚が結構しっかりとあってびっくり、痛みは無し。ていうか陣痛でそれどころではない。
といってる間に、いきみたい感じも来始めた。「い、いきみたいですーーーー!!」と伝えると、『じゃあ次の陣痛が来たらいきんでみましょうかー。この足元にあるバーを持って、お股の方を見てーー。』
陣痛の波と同時に、指示された通りにいきんだら、『はい、もう良いですよーーいきむのやめてーー、息をハッハッハッハッってしてーーー』
次の瞬間、股の間から、
赤ちゃんの頭が『ひょこっ』と見えて、
そして
どゅるん!!!!
出た!!!!!!!!
『はい、生まれましたよーーー!おめでとうございますーーーーー!』
すっきりーーーーーーーーーー!!!!!!!
思わず声にも出してました。「すっきりーーーーー!!」って。笑
誕生!
ということで、無事に第二子<みーこ>が、ここに誕生したわけでございます。おめでとう、みーこ☆
ちなみに、子宮口5cmだった17時のDr.の回診から、みーこ誕生まで、わずか45分。え、進むの早すぎない?子宮グリグリ&体位変換の相乗効果で、経産婦だったのもあり、一気に進んだようです。
ふう、やっとみーこ誕生まで書けました。良かった良かった。
ん?夫は結局どうなったかって?…つづきます。