こんにちは、第二子妊娠中のアラサー主婦てんつままです。
先日、妊婦健診でまさかのNT(胎児浮腫)の可能性を指摘されました。
前の記事 ①まさかの首のむくみ(NT)を指摘される
今日は、指摘された後たくさん悩んだキロクを。
家に帰ってから沢山検索し、図書館でも本を借りて調べました。
沢山調べて悩んだ結果、気持ちが整理されてきた私。その過程をキロクしていきます。
ダウン症疑惑について考える
パーフェクトベビー願望
正直に言うと、最初むくみを指摘されたときすっごいショックで、「なんで私ばっかり…」とも思いました。そして家でめちゃくちゃ泣きました。2日間くらい泣いてた。
「無事に元気な子が生まれてほしい」「障がいが無い子が生まれてほしい」「五体満足で生まれてほしい」
だれしもがそんな願いを持っていて、これは当たり前の気持ち。最初から障がいの子が生まれてほしいと願っている人なんていないと思う。もっといくと、「運動神経も良い子がほしい」「勉強ができる子がほしい」「イケメンな子が欲しい」などの願いも。
これ、全部含めて、「パーフェクトベビー願望(パーフェクトチャイルド願望)」というそうです。
ただ、その気持ちが強すぎると、そうでなかった時のショックが強い。私もそうだったのかもしれない。
むくみを指摘された人のその後
再検査・羊水検査などを行い、異常が発見された場合、
のパターンがあることがわかりました。
それぞれのパターンの経験談やインスタ投稿・ツイッター投稿を読み漁る。
ダウン症や心臓疾患の本も図書館で借りた。やはり経験者の生の声が一番参考になる。
どの経験談も、いっぱい悩んで辛い思いをしている。奇跡的に特に異常が無かったママだって、生まれるまでいっぱい悩んで、不安な思いをしていた。
そして、一番気になる、無事に生まれたけど異常が見つかった子のママたち。
療育や通院・合併症の手術などの壁にぶつかりながらも、それでも日々前向きに乗り越えて過ごしている姿が、愛に溢れてとても素敵で輝いて見えた。インスタ等では良いところしか見せないように頑張っているのかもしれないけど…それでも素敵だった。
なぜ乗り越えていけるか(乗り越えている最中も含め)。
どのママたちにも共通していたのが、「納得いくまで悩んで受け入れること」、そして何より「わが子を愛する気持ち」。
知らないからこそ不安・怖い
今回、「ダウン症かも…」と言われて、すごく動揺し不安になったのは、やはり「ダウン症のこと・ダウン症の子を育てるということ」を知らなかったからだ、というのが分かった。
人間だれしも、知らないことは強く不安になるものだ。まして、「普通」を重要視する文化な日本は、まだまだ差別が厳しい世の中。
今回色々と調べていくうちに、ダウン症の子も普通にひとりの人間・かわいい子供なのだということを強く感じました。街で見かけるダウンちゃんへの見方がより良い方に変わった。
笑っているだけでかわいい、それは普通の子も障がいがある子も同じ。
どんな子供も、ただそこにいるだけで尊い存在なのだ。
気持ちの変化
いっぱい悩んで調べた結果、私の気持ちを正直に。
4年前、妊娠したものの流産してしまい、元気に産まれることが出来なかった、幻の一人目。会いたくても会えなかった命が私にはある。≫我が家の妊活の歴史。
その後無事に誕生し、毎日元気いっぱいアホ満載な2歳児・長男てんちゃん。
仕事ばかりでほとんど家に居ないし、居たとしても寝てたりゲームしてばかりで私は怒ってばかりだけど、いざという時頼りになるし大事な夫。
そんな中、縁あって、いまお腹の中に来てくれている二人目・チビ太。
大事な夫との子供。てんちゃんの弟(or妹)。むくみがある=障害の可能性もあるけれど、それ以外は元気に育っている。
ただただ、会いたい。
生まれてきてくれるなら、顔を見たい。育ててあげたい。
障がいがあったとしても、愛しい存在であることは変わらない。
お腹の子が本当に障がいを持っていて、産後苦労するかもしれない。てんちゃんにも、お兄ちゃんということで差別や苦労を味わわせてしまうかもしれない。私や夫が死んだあとも苦労かけ続けるかもしれない。
でも、それでも、家族として受け入れたい。今お腹で懸命に生きている命。これからも一緒に生きていきたい。苦労も乗り越えたい。
そしてそれを受け入れてくれる社会になるよう、この子達が楽しく生きていける環境になるよう自分から行動していきたい。
こう思えたのは、「一人目が流産して会えなかった」・「てんちゃんがいる」の二つが大きい。
もしこれが一人目の妊娠で発覚してたら、考えや結論も違ったと思う。周りの協力環境や経済状況も違うし。
自分たちが納得いくまで考えることが大事だなと感じた。
どんな子でも産みたい
いっぱい不安になって悩んで沢山泣いたけど、
「どんな子だとしても夫と私の子供。産みたい!会いたい!一緒に生きたい!」
と腹をくくり、一週間後の検診を待つことに。覚悟が決まると、落ち着いて過ごすことができました。
ただ、むくみ疑惑について、実は夫と一悶着ありました…。続きます。